ドラゴンテレに移植したゴトー製のサドルが馴染んできた
同時に張ったダダリオの弦も馴染んできた
生音も心地良く響く
エレキで重要なのはその先にある音

巷のギター弾きは自分が目標とするトーンを目指して
日々悪戦苦闘しているのだ
「俺 そんなに悩まないけどぉ?」
という方もいると思う
それはそれで羨ましいと思う
ギターの音作りに終わりや正解はない
十人のギター弾きがいれば十通りの音があるということ
マルチなどでもプロが作ったパッチを無償でダウンロードできるサービスがあある
私も試してみたが思うほど簡単ではない
同じ音でもギターも弾き手も異なるということ
結局のところ、より良いトーンは自分自身の中にあるのだと思う

今回の音源の目的は
”オクターブピッチの良さを伝える・・”
ということでそこそこワイドなポジションで弾いてみた
短音の鳴りと和音の鳴りをご確認いただきたい
音色は三種類用意した
フェンダー系のコンボ、マーシャルのコンボ、オレンジのコンボ
という感じ
お得意のアンプ二台鳴らしということでパワードライブというBOSSオリジナルの歪み系アンプも併用しているのだ
アンプの二台鳴らしはかなり重要
新規で購入の際にはこの機能をご確認いただきたい
廉価なマルチと中級以上の機種の線引きになる機能
これも高価なギターと同様で引き出しや経験が乏しい人にとっては悩みのタネになる
「一台のアンプも上手く鳴らせないのにぃ~」
「もう一台ってムズくね? どうすんのよ?」
ギター弾きはハードルを越えていくのだ
自身で超えていくのだ
繰り返しになるが・・
目的とする音は自分自身の中にある
他人が何と言おうが気にしなくてよいと思う
自分がカッコいいと感じる音を突き詰めるのだ
余談だが・・ダダリオの弦は張った直後に数回ほどチューニングを微調整したがその後はほとんど触っていない

とても安定しているのだ
仮に下がっているとしても各弦がバランス良く下がっているのだと思う
私が知らぬ間に芯線が金色に変わった
ダダリオから離れていた三年という間に何があったのだろうか?
古巣の弦に戻れたことを嬉しく思う
私は三回空くじを引くと退散することに決めているのだ
文句などは言わない
静かに去るのだ
エレキも最古参のテレキャスに辿りついた
弦も老舗の定番弦に戻った
誰かが言っていた言葉を思い出した
「結局さ ギター弾きって最初に戻るのよ」
「基本が一番気持ち良かったりするんだよね」
私も同感なのだ
テレキャスというギターを知らずにギター人生に幕を下ろすのは勿体無い
ギター好きな読者の皆さんにも是非ともお勧めしたい
可能ならな三連サドルで選んでいただきたい
パワー不足は心配無用
ペダルやアンプの設定でいくらでも変更できる
逆にシングルのバッキングなどを体感していただきたい
ハムに不都合や物足りなさ(音抜けの悪さなど)を感じて居る場合には良い選択になると思う

今回のサドルの存在でよりプッシュしたくなった
誰でも簡単にハイポジが楽しめるテレキャスが完成する
まぁ、ローポジ中心にガシガシ弾くならば交換は不要だと思う
いずれにしてもテレキャスはお勧めできる
ロックにも合うようなモダンなテレもあるのだ
ジョン・フルシアンテやリッチー・コッツェンの音やプレイはかなり参考になる
場合によってはリッチーのようにリアをハム化する方法も悪くない
両者に共通している点はハムのギターを持たないこと
まぁ、ジョンは白いグレッチを所有しているが使用頻度は低い
ジミヘンもフライングVを持っていたが使用する曲は決まっていた
何故にハムなのか?
ファンの人たちには分かっているのだ
少々脱線したが・・・
上記アンプを参照にお聴きいただきたい😉