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テレキャス&ストラトの部屋

RolandのGT-001とzoomMS-50GでDAW制作を楽しんでいるよ

レスポールデラックスを売る人の心の中は?

2020年04月29日 | 楽器
以前に当ブログで似たような記事を書いたことがある

”レスポールデラックスを買う人って?”

というタイトルだったような気がする

何故だか行きつけの楽器店でレスポールデラックスの出入りが多いのだ


基本的は新しいギターを買う際の下取り

単体でも買い取りもあるようだ

いずれにしても手放す人が多いのだ

都内の有名店ならば遠方からの来店もあると思うが・・

私の行きつけの楽器店は街の小さなお店なのだ

買いに来る人も売りに来る人も割りと地元というイメージ


駅近という立地から会社や学校の帰りに立ち寄る人も多い

値段よりも親しみやすさを売りにしているお店

正直、買い取りはあまり得意ではないのだ

それにも関わらずレスポールデラックスが大量に流通しているのだ

積極的に拡販するような意図も意欲もないという

買い取ったギターを並べておいたら売れた・・

という感じ

並べておくだけで売れるようなギターではない

もちろん値段でも頑張っているのだ

さらにオマケも付ける

「薄利ですよ 死に在庫になるよりマシですから」

以前にもお話したが狭い売り場なのだ

倉庫も狭い

商品の回転率を上げるのは腕の見せ所

オマケも値引きも渋いバーストがヒール役になる


「このギターはお値引きは出来ないんですよね」

「こちらは如何ですか? 見た目は変わってますけど」

「悪いギターじゃないですよ こう見えて音もロック向きです」


ギブソンの神通力はいまだ健在なのだ

特に若い学生さんにとっては憧れのブランドであることに違いない

実はフェンダーも価格的には負けていないが・・・

世間のイメージではギブソンの方が値段が高い感覚があるようだ

59レスポールの存在も大きいと思い

フェンダーのヴィンテージも結構高額だが・・

マンションと同等という個体は聞いたことがない

人間はイメージに左右されるところがある

実際のところ、私もそんな一人だった

だった・・?

過去形なのだ

現在は私にとっては大事な道具

眺めて磨く宝物ではない

良い意味で雑に扱えるようになったのだ

所詮、ギターなどそんなもの

カスタムショップ製も同じだと思う

白い手袋をはめて触るようなギターならば買わない方が良い

身の丈にあっていないのだ

時計も車もギターも同じ

それを普通に意識することなく買える人が手にすべき

最近はそんな考え方が芽生えてきた

それ故にカスタムショップ製のギターは私には不要なのだ

欲しいという気持ちも薄れてきた

負け惜しみではないのだ


最近は在宅する人も多く、掃除や断捨離が流行っているそうだ

そんな流れでギターを整理する人も増えているそうだ

ギターをリタイヤする人は寂しいが・・・

不要なギターを集めて、一本化することは大いに賛成!

使わないギター、気に入らないギターを何本も持っていても意味がない

それならば、愛着を込められるギター一本に絞った方が良い

ギターは弾けば必ず音が変化する

弾きもしないギターの弦を交換しても意味がない

汗もかかないのに頻繁にお風呂に入るような感じ

ダメとは言わないが・・

スポーツなどで汗だくになった後の入浴は気持ちイイ

リフレッシュする

そして、また体を鍛える

ギターも同じだと思う

弾き倒し、弦を交換し、また弾き倒す・・・

この繰り返しでギターは育つ

売りに出されたレスポールデラックスに共通している点は
まるで弾き込まれていないこと

それなりに見た目が草臥れたギターもあったが・・

総じて、フレットはタップリと残り
特に目立った深い傷などもない

使用感が薄いことが特徴

何となく買って、売るタイミングを逃してしまった・・

という印象を受ける

不人気なギターでも買い取れるのだ

人気のバーストでも使用感がタップリのギターはお店も困り顔

勿論、商売だけに買い取れないとうことはない

査定額は期待できない


困った事に使い込んだギターには愛着が湧いているのだ

それでも売りたい大人の事情があることも多い

ギターの売り買いにもそれなりにドラマがあるのだ

ギターは深いのだ

レスポールデラックスに関しては仕入れの際に一ネタ書きたいと思う😏 


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