先日、行きつけの楽器店でこんな会話をしているお客さんに出会った
他人の会話を盗み聞きするのはアレだが・・
ギター系ブロガーは情報収集も仕事の内なのだ
「新製品のG1FOURって人気らしいね」
「でもさ俺、MS-50G持ってるんだよ」
「ルーパーも持ってるし、必要ないよ」
まぁ、こんな感じの内容なのだ
新製品の発売のタイミングで繰り返される葛藤でもある
その都度、新製品に買い換えるのもお財布的には辛い
その製品が必要か?否か?はその人のギターライフによるところが大きい
正解は一つではない
しかしながら、スペックなどの情報を間違えて(勘違い?)で捉えることは損をする
それらを踏まえた上での判断ということが大前提になる
そんなこんなで私なりに整理してみた
この一台にすべてが集約されている
リズムマシン、ルーパー、チューナー
豊富なエフェクト群はいわずもがな・・
これらを別途で購入するのも大変なのだ
このルーパーは私も以前に使っていた
使い方にコツが必要なのだ
詳細は検索してみていただきたい
G1FOURには操作画面がある
これは大きい
加えてステレオアウトも可能なのだ
入力音の音量設定なども出来る
つまり、先に録音した音(バッキングなど)を小さい音量で録れる
これは初心者にとっては重要な機能
バッキングをモノラル音で録り、リードをステレオで広げる・・
という使い方なども可能なのだ
アナログ系のルーパーにも多機能なモデルがある
最長16分も録音できるのだ
まさに一曲分という感じ
当たり前だが・・
値段も高い
実際に素人もパフォーマンスにそこまで必要なのか?
16分の録音ならば、むしろレコーダーの方が良い気もする
通常、ルーパーにはリズムマシンは内蔵されていない
ライブなどで披露する(スタジオで遊ぶ)には別途、リズムマシンが不可欠になる
G1FOURではアンプを絞り込んでいる
闇雲にアンプ数を増やしていた時代もある
結局、気に入ったアンプしか使わない
私も4個くらいのアンプで音作りしているのだ
素人などそんなものなのだ
同社のGnのスペックを踏襲している
このマシンでアンプ数を減らした
その分、各アンプの音を作り込んだ
ルーパー機能やリズムマシン機能も備えるが・・
ギターのギグバッグのポケットには入らない
電池で駆動できない
「その辺り、何とかならないの?」
という声を具現化したのがG1FOURなのだ
MS-50Gとの違いに触れてみたい
「モジュレーションタップディレイって何?」
それでもエフェクトボードに空間系などをセットする手間を考えればお手軽なのだ
MS-50Gにはステレオ系のエフェクトも多数内蔵されているが・・
ステレオコーラスもステレオディレイも意味がない
私も過去に実験したが・・
逆にアンプが一台の場合には本機の魅力は半減してしまう
私の場合には手持ちのオーディオインターフェイスでその音を確認できた
結局、ペダルボード派にとっては宝の持ち腐れになってしまう
今回の新製品であるG1FOURはその辺りが考慮されている
使い方に制約がない
結局、スタジオなどでアンプを鳴らすよりも自宅で弾く機会の方が多い
MS-50Gもかなりリアルなアンプサウンドに感じられたが・・
如何だろうか?
機会がある方は楽器店などでG1FOURの実力をお試しいただきたい
