最近のAI技術の進歩には目を見張るものがある
簡易な文章を入力するだけで映像や音楽を作り出してくれるという
以前にギター仲間から聞いた話がある
「AIで本人になりきりの音楽が作れるんだってさ」
つまりはこういうことなのだ
”ジミヘンが作ったようなクリーン音なバラード曲を作って”
という感じらしい
「検索するとYouTubeなんかでも作品を観ることができるよ」
という事なのだ
実際のところ、どんな人がこれらの技術を必要とするのだろうか?
容易に想像できるのは『プロの世界』だと思う
俳優も演奏家も不要な時代が来るかもしれない
現段階では微妙に違和感を覚える部分もあると思うが時間の問題だと思う
実在する俳優の画像を読み込むことで動く映像を生成することも可能だという
デジタル技術は何処まで進化していくのだろうか?
実際のところ、この技術が成熟すれば失職する人も増えるような気がする
「自分の仕事ってどうなんだろ?」
今の時代は接客もロボットが行う時代なのだ
実際に無人化されたホテルも試験的に営業を行っているという
この辺りの技術においては欧米が頭一個抜けていると思う
日本はまだまだ遅れているのだ
遅れているだけに逆に伸び代や商業的なチャンスが得られるような気がする
実際にAIが作ったというジミヘン風の曲を聴いてみたが・・・
ジミヘン好きの私には微妙に感じられた
ジミヘン良く使うコードやボイシング、コード進行などを連結しただけという印象を受ける
特にギターに関してはまだまだ人間が上だと思う

ギター弾きとしては少し安心しているのだ
まぁ、ギターを弾けない人が聴くとかなり完成度が高いと感じられると思う
運転出来る人が観るとカーゲームの製造も微妙に感じられることがある
リアルとバーチャルにはまだまだ距離があるように感じられる
過去にも自動演奏の機械はあった
鍵盤に関してはかなり良いレベルまで来ているように感じられることがある
厳密にはピアノなどに関しては指先のタッチなどが大いに関係しているがギターのような弦楽器ほどではない気がする
以前にDAWを楽しんでいた時にも同じような感想を抱いた
鍵盤はそこそこ良い感じに打ち込めるのだ
弾けるならば、そのまま弾いて録音するのもありだと思う
一方でギターやウクレレ、ヴァイオリンなどの弦楽器はすべて微妙なのだ
それっぽい音が間延びして鳴っているだけという
仮にAI技術が進化して趣味の作曲などに取り入れられたと仮定した場合
そんな技術を作曲と呼んで良いのだろうか?
そもそも、作曲家を志している人が満足できるのだろうか?
YouTubeなどで嘘動画?を作ることに活用できるだろうか?
良く分からないが・・・
実際のところ、この先の音楽シーンがどのように変化するか?をこの目で見届けたいと思う

車の自動運転も現実的な技術として一部の地域では試験的に導入されているようだ
「機械で運転って大丈夫?」
車の運転が好きな私は信用していないのだ
実際に歩行者と事故が起きた事例が報告されているのだ
交通ルールを守らない人や交通にどのように対処するのか?
ドラレコのカメラのような技術で監視&制御しているのだと思うが・・
ルール無視をするものに的確に対応できるのだろうか?
実際の交通において1秒という時間は相当に長い時間だと思う
判断ミスが明暗を分けることも多い
実際の交通において重要なことは『想像』なのだ
反対側の車線が渋滞している場合、車の隙間から何かが飛び出すかも?
初心者とベテランドライバーでは脳と視線の使い方が大きく異なるという
ベテランドライバーとプロの間にも大きな差がある
法定速度を100%守る交通が正しいか?
臨機応変な対処が求められることも多い
私の知合いに馬鹿正直で正義感が強い者がいる
休日に家族を乗せて買い物した帰り道、法定速度をきっちりと守っていたそうだ
何も間違ったことはない
「後ろから猛烈に煽られてるけど・・」
「ちゃんとルール守ってるから気にしない」
その後は読者の想像に難くない
ちょっとした交通トラブルになったそうだ
相談された私は苦笑して答えたのだ
「なんだろねぇ・・臨機応変が大事だよね」
「間違ってなくても譲るって方法もあるよ」
少し脱線したが・・・
機械は煽り運転を気にすることはないが100%事故を防げる保証はない
最近になって購入した私の新車もかなり安全技術が投入されている
前後のカメラやセンサーなどで安全をサポートしてくれる
前車が急にブレーキを踏んでも追突しないという
本当だろうか?
信じていないのだ
何かの時の保険という気持ちで乗っているのだ
ハンドルから手をは離し、ペダルを踏まなくても定速で走る
だからと言って運転者が居眠りしても良いわけではない
希にそんな技術を活用して高速道路で漫画を読んでいる人を見る
子供を抱っこして遊びながら車を走らせている人もいる
技術者はそんな利用を想定してこの技術を開発したのだろうか?
AIがギターで作曲が出来るような時代になった場合、ギターはどのような立ち位置になるのだろうか?
私はAIに負けてもよいので自分で弾き続けるつもりなのだ
ギターを弾くという意味を再度考え直す良い機会だと思う
私は自己満足の為にギターを弾いているのだ
YouTubeなどで自慢動画をアップする事には興味がない
以前は他人から認められたいというような承認欲求が溢れていた
今はそんな気持ちはかなり減退したのだ

繰り返しになるが・・・
自分の満足を満たす為にギターを弾いているのだ
それ故に揃えるべきギターや機材も見えてくる
長くなるのでこの辺で・・・😊