エレキ弾きのみなさんはピエゾピックアップをご存じだろうか?
ご存じない方は詳細について検索してみていただきたい
アコギの音を拾う方法には色々とあるのだ
ピエゾという方式はメーカーも好むのだ
ノイズも少なく安定している点が利点なのだ

一方でデメリットは音が硬いこと
硬い音は耳に痛く、トーンを絞った音には艶が無い
という感じだろうか
そもそもアコギ弾きはアコギの音が好きなのだ
可能な限りアコギの音をエレアコでも再現したいと願う
80年代オベーションのピックアップは優秀だと思う

特に三バンドのイコライザーなど不要だと思えてしまうほど
まぁ、私にとっては不要だということ
ボリュームやトーンが効くのは音作りにおいてメリットだといえる

電池無しのパッシブはお手軽だが音が選べない
ツボにハマるまで良いポイントを探すという地味な作業が続く

このウクレレはパッシブに改造しているが何度か貼り位置を変更した
現状では完全に固定しているのだ
音が硬くなるという理由から接着を嫌う人も多い
私は演奏の途中でマイクが外れることが嫌なのだ

これもある種の拘りだと思う
楽器弾きは大いに拘りを持つべきだと思う
そもそも、聴く音楽から弾く音楽に足を踏み入れただけでも変態なのだ
良い意味での変態なのだ
楽器演奏も一般的になってきたがそれでも少数派であることに違いはない
繰り返しになるが・・
楽器弾きは良い意味で変態であるべきなのだ
つまり、発想が普通の人に楽器は向かないということ
練習すればそれなりに伸びるが・・・
頭打ちになることは必至
これは私に持論なのだ

今回の音源はトーンを三段階に設定してみた
ピックで弾いているのだ
指で爪弾けばまた違った結果になる
ロックにもソロギターにも対応できるレンジの広さを感じる
ミリ単位で音が変化する辺りが繊細で好みなのだ
ポットにもいなたい時代を感じてしまう
エレキのそれとも現代的なアコギのプリアンプとも違う
この年代のオベーションギター独特の味だと思う
ちなみに割れたツマミはとりあえず修理してみたのだ
貧乏臭いが・・・
直ればラッキーだと思う
ちょっと探してみたが良さげなツマミが見つからないのだ