読者のみなさんはGWを如何お過ごしだろうか?
私はといえば、昨日は仕事で都心をウロチョロしていたのだ
大人の街、銀座や若者の街の象徴である渋谷はお祭り騒ぎの賑わいだった
もはや疫病が終息したような空気感だった
国民の心理にどのような変化が訪れているのだろうか?
今年は普通に海外旅行や帰省などをする人も増えているという
私は相変わらずの自粛ムードなのだ
マスク着用、手指の消毒など感染対策に抜かりはないのだ
実際の行動と共に精神的な部分が大事だと思っているのだ
コンビニの入り口に置かれた消毒液で手を消毒している人は1割くらいに思える
人間は良くも悪くも慣れてしまう
難しくも悩ましい問題だと思う
私は大学時代の悪友達と年間に数回ほど飲み会を行っていたのだがこの3年くらいは自粛しているのだ
誰彼なくそんなムードなのだ
ギターも然りなのだ
スタジオなどの狭い空間で長時間密になることに腰が引けてしまう
そんなこんなで簡易セッションの機会も激減したのだ
正直な話、私はあまり困っていないのだ
私は一人でも十分にギターという趣味を満喫できる
もちろん、仲間と集う術も知っている
要するにどんな状況にも対応できる準備が出来ているということなのだ
ギター的な観点から述べるなら、一人で遊ぶことは結構難しい
読者の皆さんは如何だろうか?
ギターを抱えて丸一日くらい充実した時間を過ごすことが出来るだろうか?
ギターを使った遊び方は何通りもあると思う
自分が楽しいと感じることが一番なのだ
幸いにも私は何でも弾けるのだ
エレキ、アコギ、ウクレレ、ベースは同等に楽しいと感じる
ウクレレやアコギは多重録音も楽しいが基本的に一本で完結できる
ソロギター、ソロウクレレというスタイルなのだ
以前に音源でご紹介したと思う
その気になれば、練習すべき曲が山ほどあるのだ
困ったことに少し練習をサボっていると運指を忘れてしまう
しかしながら、記憶を頼りに弾いているとすぐに思い出してくる
それが楽器の強みなのだと思う
ウクレレをサボっている時にもエレキを弾いている
エレキをサボっている時にはアコギを弾いている
常に何かを弾いているという環境が大事だと思う
指先を鍛えておくことは楽器弾きにとって大事なことなのだ
ちなみに私の指先は常に鉄のように硬い
弦の痛みに耐えて・・
というよりは痛みを超えるほどギターに夢中になったのだ
指先が血だらけになった時期もあった
何十年も前の話なのだ
良い思い出だと思う
ギターの音の半分くらいは指先で創っているのだ
それが弦楽器の最大の魅力だと思っているのだ
万人に同じ楽器を与えても同じ音が出ない
読者の皆さんが愛しているギターとはそういう楽器なのだ
練習不足や技術不足な人が高価なギターを弾いても良い音は出ない
それは当たり前の話なのだ
「思った音が出ないなぁ・・」
「アンプ? エフェクター?」
原因はもっと根深い部分にあるのだ
それに気づいた時には一段ステップアップしているのだ
少しギターが弾けるようになると道具を選ばなくなってくる

安物のギターでも十分に良い音が引き出せるようになる
私はギターに悩む初心者のお手本になれば良いと思っているのだ
何だかんだいってもギターは弾いた時間だと思う
加えて内容が濃密ならば、練習の効率も格段に向上する
空回りしている人の10年と効率が良い人の1年は同等なのだ
YouTubeなどでも若い人でも結構な腕前の人が少なくない
ギタースクールの出身者という人も多いようだが『濃さ』を感じる
ギター好きな私も脱帽なのだ
集中してギターを練習する必要性を実感させられる
練習の方法は人それぞれだと思う
練習に他人は邪魔なのだ
「バンド練習が減ったから下手になったわ」
むしろ、逆なのだ
それは良いチャンスなのだ
他人の都合やペースに巻き込まれるくらい時間のロスはない
私は気になる一節を1時間くらい弾き続けることがある
とにかく納得するまで弾き倒す
自分が求めるニュアンスが感じられるまで同じフレーズを弾き続ける
先日の音源もトータルで6分のループだが繰り返し延々と弾いている
アドリブのフレーズは無限なのだ
同じフレーズをポジション違いで弾いてみたり、チョーキングやスライドを加えてみたり
ギターの練習において最大の敵は『飽き』なのだ
ギター練習も男女関係も飽きが最大のネックになってくる
私も飽きたり、飽きられたりを何度も繰り返してきた
何故飽きるのか?
一回くらいはその辺りの原因について言及してみるのも悪くない
ギターに関していうならば、練習方法が間違っている事が多い
ギターが下手な人がアンプを目の前に弾き続けることは難しい

アンプ一台と対峙できるには相当なスキルが必要になってくる
「この音ってシビれるわ~」
「何時間も弾いていたくなるな」
リバーブ深めの音に心が揺れる
それは心が揺れるフレーズが弾ける人のはなしなのだ
ザクザクと2音のパワーコードを刻み続けても飽きる
これはすべて私の経験してきた話なのだ
練習方法に悩む人にこそMTRが必要だと思う

ドラム音源(リズム隊)が内蔵されいることが必須
買ったその日にドラムと簡易セッションが可能になる
人間のドラマーはスタミナ不足、愚痴も多い
「疲れたわ~ 少し休憩しない?」
スタジオは時間で借りているのだ
「時間が勿体無いだろ?」
「気合い入れて練習しようぜ」
好きな楽器が人間関係を壊してしまうことも少なくない
個人的に練習でスタジオを使うのはNGなのだ
準備万端でスタジオに入るとお金も時間も節約出来る
「悪いな 時間がなくて練習してね~んだよ」
各家庭の事情など知らないのだ
片手間で楽器を趣味にしている中年おじさんは微妙
趣味の楽器にストイックさを求めることも難しいものがある
私は毎度モヤモヤしてしまうのだ
心で思うことを口にすることはできない
色々な意味でストレスが溜まる
私は楽器に関しては自分のペースで楽しみたいと思うのだ
気分のよっては一日中ブルース漬けでも良いと感じることもある
そんな私に合わせてくれる人など皆無なのだ
気分によってはロック三昧という日もある
ようするに気分次第なのだ
仕事ならば気分が乗らない時は我慢だが趣味に我慢は不要なのだ
そもそも楽しくないならば趣味の価値がないと思う
読者の皆さんは如何だろうか?
機械は従順なのだ
機械は疲れ知らずなのだ

無機質な機械に人間らしいグルーブを吹き込むのは使い手(弾き手)なのだ
読者のみなさんにはギターを弾けるという特技があるのだ
「ギターって特技かぁ?」
ギター人口は少なくないが全体的な人口比率からみれば少数派だと思う
読者の皆さんのご友人の何割くらいがギターを弾けるだろうか?
弾ける人の何割くらいが上手いだろうか?
ギターを少しばかり上手く弾けることは誇れることなのだ
ギター弾きは胸を張って生きていくべきだと常々思っているのだ
仕事や子育てが一段落した中高年が楽器を始めることは多い
『大人の音楽教室』的な特化したスクールは少なくない
楽器を弾けることに対する願望を持つ人は意外に多いことを知る
私はギターを弾けることで損をしたことはない
むしろ、その何十倍も得をしていると感じる
特に行動範囲や交友関係が広い若い世代の人にはもっとギターを弾いて欲しいと願う
ギターが弾ければ世界が変わると思う
「GWなんか嫌いだよ 暇だしさ」
「金もないし行く所もないしさ」
「世間は何を騒いでいるんだよ」
というアンチな層も少なくないと思う
現状を嘆いていても何も始まらない
嘆くという行為には何のメリットもないのだ
人間の行動は精神に左右される
前向きな人は何をやっても成功するのだ
アクティブな人は自分で運気を呼び込むのだ
ギター弾きの何割かはネガティブな発想でギターを弾いている
「ギターってランニングコスト安いしね」
「金もないからさ 仕方なくギター弾いてる」
こんな心情でギターが上手くなるはずはない
何もかもが安いのだ
安い人間が安いギターを弾いているのだ
そこには化学反応など起きない
読者のみなさんはどんな気持ちでギターと向き合っているだろうか?
自問自答してみていただきたい
「特に何も思わないけど・・?」
「何となく惰性で弾いてるんだ」
そんな気持ちでは何も生まれない、何も芽生えない
時に機材の買い替えや買い足しが良い方向に作用することがある

新しいアンプを買ったことでギターを弾くようになることもある
ギターを買い換えたことで練習に身が入ることもある
大事なことは継続すること
興奮が一過性のものであっては意味がない
気持ちが冷めない工夫が大事だと思う

ゴチャゴチャと語っている私だが・・
年齢と共に欲求や集中力が低下していることを実感している
とくにパソコンを介したDAWは本当に面倒臭く感じてしまう
一時、戻りつつあったがまた疎遠になってしまった
理由を自分なりに考えてみたのだ
目の衰えも少なくないと思う
ギターを弾きたい時には耳が求めているのだ
目を閉じて自分のギターの音に浸りたい・・
そんな時にギターを弾きたくなるのだ
パソコンの画面を凝視しながらギターを弾く作業に違和感をおぼえる
創った作品を何かの大会にエントリするわけではない
凝った楽曲を誰に聴かせるわけでもない
ある部分の感覚が冷めているのだ
伝わっているだろうか?
純粋にギターを弾きたいのだ
ギターを弾きたいという欲求だけが沸々と湧いているのだ
幸いにもここ最近は耳の調子が良い
ヘッドフォンの長時間使用でも鼓膜が痛くならない

ギター弾きにとって耳の調子が悪いというのは最悪なのだ
ヘッドフォンの密閉された空間でリバーブが効いたギターの音に浸っているのだ
この幸せな感じをもっと多くのギター弾きに伝えたい
ギター弾きの大好物はリバーブとディレイ
これを深く堪能するにはヘッドフォン環境が望ましい
それらを満たしてくれるのがMTRなのだ

歪みからクリーンまで高品質な音が詰まっているのだ
過去モデルながらもGT-10と同等のエンジンを内蔵しているという
さすがのBOSSブランドなのだ
デジタル臭いと言っている人など放っておけば良いと思う
私はマルチもGT-001を使用している
日本人にはBOSSの音が合っているのだ
使い勝手なども良く考えられている
海外のブランドには音質が良い製品も多いが使い勝手がイマイチという製品も少なくない
日本人には日本人が設計したマシンが合っているのだ
これはデジモノのお約束だといえる
ギターに関しても日本製はやはり安心できる
楽器の場合には精度がすべてではないが軽視もできない
高価な楽器だが組み込みや作り込みが雑なギターも少なくない
某ブランドなどでは指板に使う材などもいい加減なのだ
「余ってる板を使ってるのかな?」
と思えるようなギターを平然と高価な値段で販売しているのだ
それを普通の顔で仕入れている楽器店も微妙だと思う
私は良い時期に良い楽器を良いお店で買ったと思う
楽器の購入はタイミングがすべてなのだ
良い楽器を買うには何が大事なのだろうか?
答えはひとつ
それは『経験』なのだ
良い店を選ぶのも経験
良いギターを見極めるのも経験なのだ
お任せ的な要素が強いネット購入にも経験が活きてくる
買った後の不具合の対処まで考慮してギターを買えれば上級者だといえる
少し脱線したが・・・
本日も雑用の合間を縫って音源を作る予定なのだ