ここ最近のマイブームはジョンメイヤー
ジョンメイヤーのセンスに脱帽なのだ
技術に長けているのは当たり前だが・・
作曲家として優れている
フレーズだけを単品で真似ても意味がない
とにかくイントロからエンディングまで弾き切ることに意味がある
人間は欲が出る
「最後まで弾きたいなぁ・・」
便利な時代なのだ
簡単にコード進行が入手できる
私にはこんな情報で十分なのだ
あとは目&耳コピ大会なのだ
YouTubeなどを観ながら試行錯誤を繰り返す
『Slow Dancing~』はウクレレ譜を参考にしたのだ
何処のどなたか知らないが感謝!なのだ
耳コピもコードから探るのは時間と労力が必要になる
先にコード進行を知っておくのは効率が良い
最近の私の定番の手法なのだ
特に完コピは目指していない
完コピに命をかけている人には勝てない
私は違う畑で楽しみたい
”どこまでコピーするか?”
が難しいところ
ジミヘンのリトルウイングが好例なのだ
コード進行だけをなぞってもあの雰囲気はでない
読者の皆さんも試してみていただきたい
あの曲のイントロ部分は完成されているのだ
外せない音があるのだ
外せない音はどんな曲にもあると思う
それを決めるのは自分なのだ
安易な方向に逃げればいくらでも簡単にアレンジできる
結局、自分が飽きてしまうことになる
簡単に弾けるようなアレンジでは成長しない
”コピーは他人の癖を学ぶ場所・・”
ジョンメイヤーは割と正統派だがやはり多少の癖がある
やはり、ジミヘン同様にコード崩しは必須テク
あとは何度も本人のプレイを動画でチェックするのだ
動き回るライブの動画はコピーには向かない
私は氏のアコギの動画を参考にコピーした
ジックリと運指などを学んだ
本家をコピーしている素人さんの動画も参考になる
「こんなポジションで弾いているんだ」
雰囲気をより似せる為にはポジションも大事なのだ
ギターは響きを生かしたり殺したり・・
その辺りのさじ加減が大事になってくる
ポジションを知ることで謎が解けることも多い
ジョンフルシアンテも超絶に上手いがジョンメイヤーとは立ち位置が違う
フルシアンテの場合にはバンド有りきなのだ
音の隙間を埋めるようなフレーズが多い
ソロの時期とバンド期ではプレイが異なる
一方で決まったバンドを持たないメイヤーはギター有りきのアレンジが多い
実際にコピーすることで感じられたことなのだ
少しばかり作曲に首を突っ込む私にとって収穫だった
三大ギタリストの二人を単純に比較することは出来ないと思う
そもそも、そんな比較はナンセンスだと思う
二人に共通点は多い
共にアコギをこよなく愛す、そして上手い
ソロギターというよりは歌有りきのプレイも二人に共通している
アルペジオよりもピックでガシガシと弾き倒すプレイがカッコいい!
さらに共通点がある
抱えやすい小型ボディのアコギを好んでいるという点
小型ボディは音鳴り(音量など)では不利になる
それでも選ぶ意味がある
エレキ弾きが大きなボディのアコギを選ぶと挫折することが多い
私にも経験があるのだ
読者の皆さんはアコギを弾いた経験があるだろうか?
アコギは手元が見え難い
これはかなりストレスになる
不慣れな人には不安材料になる
私も小型のアコギが好きなのだ
二人の名士が小型アコギを好むことで何かが確信に変わった

ちなみにこのアコギは12フレットジョイントというオールドなので
少々使い難い部分がある
特にアコギでハイポジを多用するジョンメイヤーのコピーには使い難い
そんな場合にはこのアコギを使うのだ

このアコギもこう見えて十分に小ぶりなのだ
ドレッドノートと比較すると弾いていて楽に感じる
エレキ弾きにとってアコギは微妙
夢中になって弾き倒すほどでもない
やはり上手い人のプレイを観る(聴く)ことで刺激を受ける
影響を受け易い私はすぐに自分で弾いてみたくなる
「アコギ欲しいなぁ・・」
ではダメなのだ
手元にメンテ済みのアコギがあればすぐにプレイできる
持て余すほどのギターは不要だが必要最小限のギターがあれば良いと思う
ジョンフルシアンテもジョンメイヤーも使うギターは決まっているのだ
それなりにコレクションしているのだろうが・・・
使うギターは決まっている
アンプもエフェクターも概ね決めているようだ
それがプロなのだ
上手い人の共通点なのだ
結局のところ、プレイの核は自分自身にあることを知っているのだ
達人には学ぶべき点が多い
不思議なもので自分が上手くなってくると物欲が減退してくる
あくまでも自分基準でお話しているが・・・
私の場合にはそんな感じなのだ
「もっと上手くなりたい・・」
という向上心は以前にも増して増大しているのだ
ギターを探したり、改造したりする時間が惜しく感じられる
それらの時間をギターの演奏に費やしたいと感じるようになる
自分が上手くなれば、使い慣れたギターも違った物に見えてくる
まさにそれがギターの醍醐味なのだ
それを知る前にリタイヤした同志を残念に思う
使い難いギターは一度オールメンテに出すことをお勧めしたい
「こんなに弾き易かったんだね~」
使い慣れた(飽きた?)ギターが愛おしく思えてくる
弦高なども一度リセットしてみると良いと思う
デフォルトの状態に自分を寄せると良いと思う
私も弦高を上げたり下げたり、ネックを反らせたり真っ直ぐにしたり
色々と試行錯誤を繰り返してきた
弦やピックもスタンダードから奇抜な製品まで試してきた
結局、普通で落ち着いているのだ
弦はダダリオ、ピックはヘルコ、弦高は2㎜
アンプはフェンダー系、歪みペダルはオーバードライブ一個
そんな感じで落ち着いているのだ
ジョンフルシアンテもジョンメイヤーも凝った機材を好まないようだ
コテコテに盛っていた時期があるようだがシンプルで落ち着いているのだ
そんな部分にも共感をおぼえてしまう
”ギターは楽し・・”